« 明日の神話、公開らしい | トップページ | 赤い贈物 »

2006.07.15

感想:日本沈没

日本沈没、見てきましたー。
以下ネタばれが多分、含まれていると思うので、見ていない人はお気をつけください。



















これ、30年ほど前に、一度公開されていたんですね。名前だけは聞いたことありました。
母は、その当時の映画を見ていたひとりです。
母曰く、
「細部はほとんど覚えていないんだけれど、最期、ねずみか何かかが一匹映ってるシーンがあったような。
あ、あと、たった一人、日本列島に残って沈没した人がいたような・・・」
「あんまり、救いがなかったような気がする」
だ、そうですけれど、どうかしら?

小説とか、過去の日本沈没を見ればよかったんですが、その辺りはすっ飛ばしました(笑

公式サイトによるとキャラクター、状況などなど、すべて現代までに「進化」させたという。
・・・派手に沈むんだろうか?と思っていました。

結論。
沈みません(原作はどうだったのだろう・・・本屋で立ち読み・・・かな?)。
もっとも、日本列島じゃなくて、日本諸島になってましたが・・・(汗

全体的には・・・アルマゲドンとかデイアフタトゥモローとかインディペンデンスデイぽい部分もありましたが。
むぅ、地球規模の(今回は日本だけですが)パニックだと、その辺り少し似てきちゃうのかな。

しかし。
なんか違うのは、こう、大スペクタクルヒューマンドラマ!って感じではなく、どこかしっとり湿っぽい情感が全体として漂うところ。
悪い意味ではなく。
映画の中の総理のせりふの中にあるのですが、
「(この未曾有の事態に対して)なにもせずにいたほうがいい、という意見がありました(中略)。こういう意見が少数ながらでてくるのが、日本民族独特のものでしょう」
とかなんとか、言及する部分があるのです。
我先に・何が何でも助けたい・何が何でも助かりたい、というのではなくて、運命をそのまま(どういう心持であれ)受け入れるというスタンス。
でも一方で、ハイパーレスキューの玲子さんや、小野寺さん、結城さん、早い段階でなくなる総理、奔走する危機管理担当大臣などなど、どのキャラも少なからず「君を守りたいんだ」と願って行動する日本人がいる。
日本民族ってアンバランスなのかなぁと思ってみたり、しました。

小松さんが書きたかったのは、「日本民族の漂泊であって、沈没自体はその仕掛けに過ぎない」とか何とかいう記事も読みました。
あんまり諸外国の小説読んだことはないんですが、自国民を漂泊させたらどうなる?みたいな視点が生まれるという部分も、ひょっとしたら日本民族独特なのかなぁと。

しかぁし。沈まない方法が・・・すごいというか。
1970年代版は沈んでる、という思い込みでコレ書いているんですが。
おそらく、その当時よりも、沈没回避が出来る技能というか、装置というかがものすごく発達していると思う。
核弾頭より強い(かもしれない)爆弾とか、それを埋め込むためのボーリング装置、深海潜航艇とか。
だから今回の映画では完全沈没は免れた。そう思います。
もっとも、最終的な回避の鍵は、やっぱり「人の手」っていうのが、(やっぱりそうなのかぁ・・・)と、思いました。
インディペンデンスも、アルマゲドンもそうだったしね。

さて。映画見終わって父が一言。
「奈良の大仏は頭がでてたな。うん、あぁいう事態になったら、奈良の大仏の頭に登ろうな!!
母、私「Σ(゜◇゜;) 」

ーーー
ちょうどよく、原作とか1973年度版とかの紹介、今回と1973年度版の違いを紹介しているサイトがありました。
なるほど、と思う部分結構私ありました。
参考にどうぞ!
http://scenario-station.hp.infoseek.co.jp/nipponchinbotsu.html

|

« 明日の神話、公開らしい | トップページ | 赤い贈物 »

コメント

ふむ。
Nioさんのお父様も、かなり面白そうな方みたいだねぇ~♪

投稿: 窪主 | 2006.07.17 06:20

ふむふむ。
私も登ってペタペタしたいとは思うけど、普通そのセリフは表には出せないよね~♪

投稿: よっちん、 | 2006.07.17 12:25

窪主さん>
我が家では一番の常識人だったりします。
んがぁ!
頭の回転速度もすさまじいため、突如出現する発言は破壊力抜群です(笑いの)

よっちんさん>
ありゃ、そういうもんでしたか。<表には出せない。

んでもじつのところ、過去の大地震で何回か、大仏の頭だけ、もげたことがあるんだそうです。
日本沈没での奈良の壊滅が地震が先だったのなら、多分頭はないんじゃないかなぁと、今、おもっています(笑

投稿: Nio | 2006.07.18 00:08

>日本沈没での奈良の壊滅が地震が先だったのなら、多分頭はないんじゃないかなぁと

Nioさん、冷静だわ・・・(笑)

投稿: 窪主 | 2006.07.18 06:06

えっ!そうですか?!

いや、ほら。

・・・まだ沈没してないからの余裕ですって (何

投稿: Nio | 2006.07.18 22:00

はじめまして♪
エハンさんのHP~澤野さんのHPからリンクたどってやって参りました~☆

私も「日本沈没」観た一人です。
最近、いつのまにか澤野的思考がくせになってる私。
当たってるかどうかは別にして

「草なぎ」→「N2爆弾(剣)」→「日本海に沈む」→「日本を救う」・・・つまりヤマトタケルからの何かのメッセージ?
なんて連想しちゃいましたw

それと映画の中では、日本列島を横長に、世界地図みたいに表現してたのも印象的でした。
まるで映画を観に来た人たちに「日本は世界のひな形なんだよ」って言ってるような・・・もしかして極ジャンプのことも?

災害のシーンもリアルだったし、色々、考えさせられちゃった映画でした。

投稿: 里香(さとか) | 2006.07.19 16:18

里花さん>
初めまして!
おぉ、そうかエハンさんところからたどってこられたのですね。
澤野さんとこのリンク集に入れてもらえたのに、更新がこちらの日記ばっかりでちょっと気恥ずかしいのですが・・・。

澤野式(笑)を用いての、解読、なるほど!そういう風に連想も出来ますね!それは気がつきませんでした。

あの災害、結構リアルですよね。
実際にアリエソーな感じがして。
CG見るだけでも価値はあるかなと思います。<日本沈没

投稿: Nio | 2006.07.20 00:24

なかなか残酷ですが、集中してみたので
感動できました。

投稿: 古畑 | 2006.07.21 19:00

はじめまして、古畑さん。

富士裾野(?)近辺に逃れる人々が、途中大崩落に巻き込まれるシーンは結構ショッキングでした。
生きる人と死んでいく人、ほんの少しの分かれ目は確かに残酷だなぁと思いました。
(って意味の「残酷」ですよね?)

投稿: Nio | 2006.07.22 20:31

初めまして。最近映画観ました。

最後、N2爆弾で、元に戻るオチかと思ったら、日本諸島でグッドかバッドなのかが微妙なエンディングでしたね。

投稿: Silver | 2006.08.15 20:25

はじめまして、Silverさん。

そう、微妙なんですよね。
一応、全沈没じゃないからグッド、なんだろうとは思うのですが。

でも、頑張った人が結構死んじゃってるってのはどうなのよ、と思うと、微妙です。<エンディング

投稿: Nio | 2006.08.15 21:00

今さらながらのコメントだが。

「総員退鑑。私は艦と運命を共にする」

そんなありきたりのセリフを思い出しちまったぜ。

男として言ってみたいセリフだ。オレさまが総理になって日本沈没のときが来たらNHKを通じて逝っておこう。(藁


さぁ、祈れ。オレさまの政界デビューと日本沈没を!

投稿: オレさま | 2006.08.19 00:53

このセリフは・・・宇宙戦艦ヤマトみたいなかっちょよさ。

政界デビュは祈れるけれど、日本沈没は祈れましぇーん(笑

投稿: Nio | 2006.08.20 07:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11958/10957794

この記事へのトラックバック一覧です: 感想:日本沈没 :

» 「日本沈没」 [ナナシ的エンタメすたいるNet]
有楽座で今日公開した「日本沈没」を見てきました。 小松左京の衝撃ベストセラーを1973(昭和48)年に公開を 現代版にリメイクで蘇った。 主演はSMAPの草なぎ剛と柴咲コウをはじめ 豊川悦司 、大地真央 、及川光博などこれ以上にない豪華キャスト。 未曾有の大災害に立ち向..... [続きを読む]

受信: 2006.07.16 02:35

» 『日本沈没』 [ぽとり映画 ]
国土だけでなく 心まで失ってしまうのか? 1億2千万人 すべての日本人に捧ぐ      日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇《わだつみ6500》のパイロットの小野寺は、同僚の結城と共に地球科学博士・田所... [続きを読む]

受信: 2006.07.21 23:30

» 「日本沈没」(2006)はプチ人間ラブドラマ+プチパニック映画  [bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ]
7月15日公開の話題の映画「日本沈没」(2006)の スペシャルプレビューに行って来ました。 今回はスペシャルということで 樋口真嗣監督、主演の草なぎ剛、柴咲コウの 舞台挨拶がありました。 各々がおっつしゃってたように 「頑張って製作した作品」だということが 観ていても良くわかりました。 話の規模が大きいので 人間ドラマ、ラブ、パニックの 描かれ方のバランスが 難しかったように思います。... [続きを読む]

受信: 2006.07.25 17:40

« 明日の神話、公開らしい | トップページ | 赤い贈物 »